矯正治療のよくある質問に回答します!

やってみたいけど痛いのが怖い、興味はあるけどわからないことが多い、矯正についてこのような悩みを抱えている方多いのではないでしょうか。

今回はこういった矯正の悩みを少しでも解消できるような内容になっているかと思います!

矯正歯科治療は何歳まで受けられる?

よく「矯正歯科治療は何歳まで受けられますか?」とご質問をいただくことがあります。

答えは「いくつになっても治療を受けることができます」

ただし、虫歯で歯を失っていたり、歯周病で歯を支えている歯槽骨が減ってしまっているなどと口腔内環境が悪い状態であれば、まず治療を優先する必要があります。

その為、歯を失っていなかったり歯肉や歯槽骨などに問題がなければ、50代や60代でも年齢に関係なく矯正歯科治療を受けることができます。

大人と子どもの矯正のちがい

顎の成長がまだ発育段階にある子どもの場合、矯正歯科治療はその成長発育を促したり、抑制したりしながら正しい方向にリードして、歯とあごを自然で理想的な位置に整えながら進めていきます。

子どもの治療期間は「早期治療」と「本格治療」に分かれ、治療期間も大人より長くかかるのもそのためです。

一方、すでに成長発育が止まっている大人の場合は、あごの大きさが完成しているため、それをベ−スに治療を行います。

そのため、顎の大きさに対して歯が並びきらずガタガタしている場合や歯列が出ている場合などには歯を抜いて抜いたスペースを利用し歯列をきれいに並び替えたり、前歯を後方に下げたりします。

いずれにしても、大切なのは治療を受けるご本人の強い意志です。

矯正歯科治療は、指示に従う、使用方法を守る、通院日を守る、歯みがきをきちんと行うなど患者さんと主治医が二人三脚で進むことで、はじめてより良いゴールにたどり着けるのだということを覚えておいていただきたいと思います。

矯正治療は抜歯必須?

このような質問を受けることがあります。

「矯正治療を受けるにあたって歯は抜かなければならないですか?」

その答えは、抜歯しない場合もあるが答えになります。

歯並びと咬み合わせ、横顔の改善のため抜歯、非抜歯が選択されます。

抜歯 イラスト

歯を抜かなければならない条件は主に3つとなります。

(1)歯と顎の大きさ
ある程度は、あごの大きさを拡大したり、歯列を拡大することで対応しますが、大きさのアンバランスが限度を超える場合には抜歯することで歯を並べるスペースをつくる必要があります。

(2)咬み合わせのズレ
著しい骨格のズレは、手術による外科的な改善を必要としますが、多くの症例では歯を抜いたスペースを利用し咬み合わせのズレを改善します。

(3)横顔(口元が出ている・口が閉じにくいなど)
口元は、歯の位置に連動します。横から見たときに口元が前に出ている、また、そのために口が閉じにくい場合などは、抜歯により歯を後方へ移動し、口元を改善します。
矯正歯科治療における治療方針は、歯を抜かない方法、歯を抜く方法、外科的にあごの位置を変える手術を伴う方法のいずれかが選択されます。
全ての矯正歯科医は、出来れば歯を抜かずに手術をせずに良好な治療を提供したいと考えています。
しかし、顎の大きさ、歯の大きさ、上下顎の位置関係、口元は患者さんによって条件が異なります。
そのため、それぞれの患者さんに適した治療方針を選択することになります。

当院では矯正無料相談も行っております。

お困りのことがあればお気軽にご相談ください!

参照:日本臨床矯正歯科医会 vol.25歯を抜かない(非抜歯)矯正歯科治療の現状と課題 https://www.jpao.jp/15news/1525trendwatch/vol-25

参照:日本臨床矯正歯科医会 大人の治療は、子どもの矯正歯科治療と違うのでしょう? https://www.jpao.jp/10orthodontic-dentistry/1015consultation/06-adult-start/adult-q06.html

           

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