30代に急増?!歯の根面にできるむし歯とは?歯根虫歯の効果的な予防方法とその対処法!

皆さんは根面のむし歯を知っていますか?

今回は皆さんに知っていてほしい、根面のむし歯についてお話します。

◯根面のむし歯の原因とは

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歯周病が進行したり、力を入れすぎた歯磨きを長年続けると歯肉が下がってしまいます。
歯肉が下がって露出した根面の清掃が不十分であったり、健康上の問題などでうまく歯磨きができなくなってしうと、露出した根面がむし歯になってしまいます。
これが進むと噛むところの歯(歯冠部)はピカピカなのに根元からポキリと折れてしまいます。

また、歯の根面の象牙質は、お口の中の細菌の酸に弱く、歯の成分が溶け出しやすい部分です。
そのため、露出した根面はむし歯になりやすく、歯の噛むところ(エナメル質)が無事でも根元だけがむし歯になってしまいます。

次回は根面虫歯の予防のポイントを説明します!

<ポイント1>歯肉を下げない!

根面う蝕では歯肉が下がって露出した根面がむし歯になります。

ということは「歯肉を下げないこと」が一番の予防となります。

特に歯肉が下がる原因となるのが「歯周病」です。

歯肉の腫れやぐらつきなどを感じる前から歯科医院にメインテナンスに通って定期的に歯周病の検査をしてもらいましょう。

〈ポイント2〉日常の歯磨き!

むし歯と同じように根面虫歯の予防も歯磨きが基本です。

とはいえ、日常的に力を入れすぎて磨いていると、かえって歯肉を痛め歯肉が下がる原因となります。

歯肉を傷つけない、優しくていねいな磨き方を歯科医院で教えてもらいましょう。

また、フロスや歯間ブラシを日常のケアに取り入れることも効果があります。

<ポイント3>フッ素をもっと利用する!

虫歯予防 フッ素 虫歯

高濃度(1450 ppm)のフッ素配合歯磨き剤やフッ素洗口液を利用して、フッ素が歯を補修する力をさらに強化しましょう。

フッ素配合歯磨き剤を使う時は適切な濃度のフッ素をお口の中に長時間残すための方法!

すすぎは最低限で行いましょう(なるべく1回)。

水はおちょこ一杯分ほどが適量です。

フッ素配合歯磨き剤での歯磨き後に、さらにフッ素洗口液でフッ素を歯に供給します。

ブクブクうがいをした後は、水ですすがないようにしましょう。

就寝前の歯磨き後の使用がオススメです。

〈ポイント4〉定期的に検診を受ける!

定期検査に来ていただければ、初期の段階で虫歯を発見できます。

定期健診は通常3,4か月に1度の受診がおすすめになりますのでぜひご検討ください。

また、当院では歯科医院専用のフッ素(9000ppm)を塗布することが可能です!

定期健診とあわせて虫歯予防に効果的ですのでこちらもぜひご検討ください。

参照:厚生労働省 歯の健康 https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b6.html
参照:LION システマ https://systema.lion.co.jp/shishubyo/about/kokuminbyo.htm
参照:厚生労働省 e‐ヘルスネット(フッ化物歯面塗布) https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-02-008.html

           

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