インビザライン

Medical Treatment

インビザライン

インビザライン・マウスピース矯正
とは?

ワイヤー矯正とは全く異なる、マウスピース型の矯正装置です。 透明なマウスピースは見た目を気にすることなく矯正治療を進めることができます。

インビザラインは世界の100ヶ国以上で提供され、1,500万人を超える方がインビザラインによる治療を受けています。(2023年3月時点)​

マウスピース矯正はアライナーを装着して歯を少しずつ動かす仕組みの矯正方法で、2週間ごとにアライナーを交換することで徐々に負荷をかけることで、歯並びが整っていきます。

インビザライン_インビザライン・マウスピース矯正とは?

こんなお悩みはございませんか?

歯並びを矯正したい
出っ歯が気になる
矯正はしたいけどワイヤー矯正は目立つし痛そうだから怖い
前歯だけを矯正したい
矯正をしていることを周りに気づかれたくない
矯正はしたいけど抜歯したくない

上記のお悩みがある方はまずは無料シミュレーションにお越しください!

インビザライン_こんなお悩みはございませんか?

■インビザラインが選ばれる
5つの理由

インビザライン_インビザラインが選ばれる5つの理由

①透明だから目立たない

ワイヤー矯正と比べて違い、インビザラインでは透明のマウスピースを使って歯科矯正を行います。日常生活で歯が見えても矯正をしていることがわかりにくいため、外見が気になる方にはとてもおすすめな矯正方法です。

②取り外しが可能

インビザライン矯正はマウスピースを簡単に取り外すことができるため、いつも通りに歯磨きも食事も行っていただけます。口腔ケアをしやすいことも虫歯リスクの軽減に繋がります。

③痛みや違和感が少ない

インビザライン矯正(マウスピース矯正)はワイヤー矯正に比べて、痛みや違和感が少ないです。歯に徐々に力がかかるように無理のない移動量が決められていること、歯茎に当たる部分も薄くて柔らかいので、痛みや違和感がほとんどありません。

④通院回数がワイヤーに比べて少ない

インビザライン矯正では一回の口腔内スキャンで歯型を取ります。
2週間ごとにマウスピースを交換していただきますので、スキャンデータを元にあらかじめ全てのマウスピースをお渡しします。
ワイヤー矯正は歯の動きに合わせて矯正を調整するために全体矯正の場合は1~3年の間、毎月通院が必要になります。
通院は2~3か月に1回程度とワイヤー矯正の半分以下になるため、少ない通院回数で済みます。

⑤幅広い症例に対応可能

マウスピース矯正の技術はめざましく成長しており、幅広い症例に対応可能です。前歯のすきっ歯が気になる方、出っ歯を治したい方、デコボコの歯並びが気になる方、などまずは一度ご相談ください。

≪インビザラインはこんな方におすすめ≫

なるべく他人に気づかれずに歯列を矯正したい方
今までと同じように食事をおいしく楽しみたい方
金属アレルギーに不安がある方
取り外しができない治療に不安がある方

■インビザライン矯正の特徴

インビザライン_インビザライン矯正の特徴

・人に気づかれにくい

素材が透明なので、矯正器具を装着していてもほとんど見分けがつきません。「人前で食事がしづらい」、「矯正装置が目立つのが嫌だ」などの理由で矯正治療を行えなかった方のための治療です。

・お口のトラブルを減らせる

ワイヤーやブラケットを歯に固定する矯正は口の中の粘膜に当たって「痛む」「口内炎ができる」などのトラブルが発生することがあります。
しかしマウスピース矯正のインビザラインでは抑えることができます。インビザラインなら、口の中を切る心配をすることなく、スポーツ等も楽しむことができます。

・好きな食べ物が食べられる

ワイヤー矯正では歯面に固定するタイプが多く、ワイヤーに絡みつく食べ物や硬い物を食べると矯正装置が壊れたり外れたりすることがあります。
取り外しが可能なインビザラインなら食事中は外せますので、何でも好きな物が食べられます。

・洗浄ができるので衛生面も安心

マウスピースは取り外せるので、普段通りの歯磨きやフロスができます。また、マウスピースは丸ごと洗浄できるので衛生面も安心です。約10分間、水に発泡性洗浄タブレットを入れて洗浄することで、マウスピースを毎日清潔に保つことができます。

■歯の動きの確認が可能

インビザライン_歯の動きの確認が可能

インビザラインでは、「クリンチェック」と呼ばれる治療計画の3Dシミュレーションを行います。治療開始から完了まで、歯がどのように動いていくのか、インビザラインの治療効果を事前に患者様ご自身が確認することが可能です。

ワイヤー矯正では、治療計画は矯正医の頭の中にしかなく、治療終了時の歯並びを目に見える形でお見せすることもできませんし、治療期間も矯正医の経験に依ってしまうため、治療効果、期間などは不確定なことが多いです。ワイヤー矯正では、インビザラインと違い、途中経過やゴールが見えない状態で、患者様は矯正治療を行うことになります。

インビザライン矯正では、「クリンチェック」で3Dシミュレーションを用いて治療計画を詳しくご確認いただいたうえで、治療を始めるかどうかを患者様にご判断頂くことができます。「クリンチェック」で理想の歯並びにならないことがわかれば、矯正治療を行わない選択や、じっくり他の方法を考え直すことがかのうでございます。

・クリンチェックで治療期間がわかる

クリンチェック治療計画にて、マウスピースの枚数と治療期間が確定いたします。マウスピース矯正装置を正しく継続して使用して頂くことで、治療計画通りに矯正を進めることができます。就職活動や結婚式などのご予定がある場合にも、矯正治療が終わっているか、歯並びがどの程度治っているか、治療開始前に確認することができます。

・歯型採取は最初の一回だけ

インビザラインの治療では歯型を採取するのは最初の1回だけです。レントゲン写真や、口腔内写真などのデータと最初に採取した歯型を基に、歯の移動をシミュレーションして理想とする歯並びになるまでのマウスピースを作製します。

MYデンタルクリニックでは『iTero Element』を導入しています。臭いや味のある歯科材料を使って歯型を採ることがないため、早くて快適な検査を受けて頂くことができます。

■インビザラインのメリットまとめ

インビザライン_インビザラインのメリットまとめ

・通院回数が少ない

ワイヤー矯正や他のマウスピース矯正では通常2~4週間に1回の通院が必要です。
しかしインビザライン矯正では通院回数に違いがあり、インビザライン矯正は、マウスピースを10日~2週間に1回、ご自宅で新しいものに交換して頂き、治療を進めます。アタッチメントの装着やIPR等が必要なため、矯正開始時のみ通院回数が多くなりますが、軌道に乗ればその後は通常2~3ヶ月に1回の通院になります。
遠方からご来院される方、仕事がお忙しい方でも無理なく矯正治療を行うことができます。

・痛みが少ない

矯正治療は、歯に力をかけて少しずつ動かす治療なので、どうしても痛みは伴ってしまいます。現時点では無痛治療は存在しませんが、矯正方法により痛みの種類や度合は大きく異なります。
インビザラインは、人の手でワイヤーを調整するには不可能な0.2~0.3mmの細かい範囲で、歯を移動させて徐々に理想の歯並びに近づけていきます。10日~2週間で新しいマウスピースに交換するので、痛みも小さく行えます。
ワイヤー矯正では、通常月1回、手でワイヤーを締めるので、一般的に痛みは大きいと言われています。

・口内炎になるリスクが小さい

ワイヤー矯正では凹凸のある矯正装置が、口腔にぶつかるため粘膜を傷つけてしまいます。ワイヤー矯正中は頻繁に口内炎ができ、治りにくくなります。「矯正治療は口内炎との戦い」とも言われるほど、口内炎の方が矯正の痛みよりも苦痛に感じる方もございます。
インビザライン矯正は、口内炎の心配はありません。滑らかなマウスピースが歯全体を覆うため口腔の粘膜を傷つけることはありません。本来の歯の凸凹も口腔の粘膜にあたらないので、口内炎の発生を抑えることができます。

・金属アレルギーの方も安心

インビザラインは金属不使用です。そのため金属アレルギーがある方や金属アレルギーが心配な方も安心して治療を受けていただけます。

・ホワイトニングも矯正と同時に可能

マウスピースの内側に、ホワイトニングジェルを使用することで、歯の色を少しずつ明るくすることができます。ホーム・ホワイトニングを同時に行うことができるので、医院で行うオフィス・ホワイトニングよりも歯の負担が少なく、少しずつ白くなるので違和感もありません。

・中学生・高校生の矯正も可能

永久歯が生えそろう中学生・高校生(12~16歳頃)の頃に行う歯列矯正もインビザラインを用いてできるようになりました。目立つ矯正装置は思春期のお子様は学校でからかわれてコンプレックスになってしまうことがありますが、インビザライン矯正はお友達にも気づかれにくく、取り組みやすい矯正治療です。

・治療後は後戻りを防ぐリテーナーを使用

矯正治療で歯並びをキレイに整えても、リテーナー無しでは知慮後しばらくは徐々に元の位置に向かって移動してしまいます。後戻りは、リテーナーを使用することで防ぐことができます。矯正治療後に矯正期間と同じ期間を保定期間として、リテーナーを使用するようにお願いしております。

インビザラインの治療期間

インビザラインの治療期間は18か月〜26か月です。患者様には1〜2か月に1度の頻度で定期的に通院していただいております。

インビザラインの種類と矯正費用

※すべて税込金額で表示しております。
※保険適用外の自由診療です。


  • 精密検査

  • ¥33,000円
  • インビザライン

  • ¥880,000円
  • フル
    1. 5年保証
    2. ¥880,000

  • iGO
    1. 片顎
    2. ¥385,000
    1. 全顎
    2. ¥440,000

■インビザラインの注意点

インビザライン_インビザラインの注意点

①矯正治療中の食事

マウスピースを外していままでと同じ様に食事をすることができます。食後は必ず歯磨きをしてからマウスピースをはめて下さい。

②矯正治療中の飲み物

水であればマウスピースをしたまま飲んでも全く問題ありません。
少量でも糖分や酸味のある飲み物は、虫歯の原因になります。
マウスピースを外して飲み、飲んだ後はすぐに歯磨きをしてください。

③喋りにくい、聞きとりにくい

マウスピースをはめたまま話をすると、相手が聞き取りにくいと感じる場合がありますが、装着時間が足りないと、矯正治療の遅れにつながります。
普段は少し口を大きく開けてはっきり話すことを意識して頂ければ、通常支障はありません。重要な面接やプレゼンの際には、マウスピースを外して頂いても問題ありません。
裏側のワイヤー矯正(舌側矯正)ほどの喋りにくさはありません。
お仕事等の関係で、どうしてもマウスピースの装着時間が短くなってしまう方は、治療期間が少し長くなってしまう可能性がありますが、ピースの交換のタイミングを少し遅らせて2~3週間にして頂くようにお願いします。

④虫歯や歯周病

健康な歯と歯茎があってこその矯正治療です。
虫歯や歯周病がある場合には、矯正治療を始める前に治療をお願いしております。
矯正の途中で虫歯ができてしまった場合、矯正治療を中断して虫歯治療をする必要があります。虫歯の詰め物などによって歯の形が変わってしまったりすると、作成したマウスピースが使えなくなってしまう場合があります。マウスピースが使えなくなった場合は再検査し治療計画を修正する必要がございます。

■インビザライン矯正を
成功させるために

マウスピース矯正は失敗することもありますが、一番の原因は決められた装着時間を守らないことによるものです。矯正装置を外すことができるマウスピース矯正は、装着時間を守る自己管理ができないと、矯正治療を進めることはできません。
特にお子様にこの失敗が起こりやすく、ご本人が積極的に矯正治療に取り組む姿勢がない場合や、ご両親に言われて仕方が無く矯正治療をする場合は、インビザライン矯正による治療効果を期待するのが難しいため、ご理解のほどお願い致します。

インビザライン_インビザライン矯正を成功させるために

よくあるご質問


最後にインビザラインに関して、よくある質問についてお答えします。
ここまで紹介した内容と重複する箇所もありますが、確認のために、改めて説明しますね。

ここで紹介されていない疑問については、お気軽に当院までお問い合わせ(TEL:03-6452-5285)ください。

Q.

痛みはありますか?

A.

治療の開始時や新しいマウスピースに慣れない場合に痛みを感じる場合があります。 痛む場合であっても、前のマウスピースに戻すなどの対処法があります。 ただし、新しいマウスピースに変えたあとの2〜3日ほど経つと痛みを感じなくなる方が多いようです。 また、インビザラインの治療を開始するために抜歯などをした際は、その治療によって痛みを伴うことがあります。

Q.

本当に効果があるのでしょうか?

A.

ネット上では「インビザライン 効果ない」などのキーワードが見られますが、世界では1500万人の方が受けられており、正しい方法で取り組むことによって矯正効果が期待できるものです。

インビザラインは一日に20時間以上にわたってマウスピースを着用することが必要であり、もし途中で着用をやめてしまうと矯正の効果がなくなっていきます。 正しい方法で取り組めないと、期待していた効果が得られない場合があるでしょう。

Q.

インビザラインとワイヤーはどっちがよいのでしょうか?

A.

矯正措置が目立つことや痛みが気になる方、自己管理ができる方はインビザラインのほうがよいでしょう。 これらと反対の方や、歯並びの乱れが大きい方はワイヤー矯正のほうが向いているかもしれません。

インビザラインには、透明で目立ちにくい・自身で矯正装置の着脱ができる・ワイヤーよりも痛みが少ないといったメリットがあります。 デメリットには自己管理が必要・適応される症状が限られる・装着中の飲食は水だけなどが挙げられます。

一方で、ワイヤー矯正のメリットは、治療実績が豊富・対応できる症例が広い・自己管理が不要・治療期間が短くて済む場合があるなどです。 デメリットには矯正装置が目立つこと・食事やデンタルケアが難しい・痛みを感じやすい・虫歯などのリスクがあることが挙げられます。

治療期間や費用においては大きな違いはありませんが、ワイヤー矯正のほうが安価な場合があります。

Q.

インビザラインで部分矯正はできますか?

A.

軽度の矯正であれば部分矯正が可能です。 ただし、患者さん本人が部分矯正を望んでいても、医師からすると全体の矯正が必要となるケースがあります。 個人の状態によるため、気になる方は診察のご予約をお願いいたします。

Q.

日常生活でどんなときに外れやすいですか?

A.

インビザラインのマウスピースを着用していても運動などは可能です。

ただし、歯に装着したアタッチメントが外れている場合はマウスピースが浮いたり、歯からマウスピースが浮いているように感じたりすることがあります。

また、外れなくても、歯を食いしばる状態が続くとマウスピースが破損する場合があります。

Q.

費用はいくらですか?平均費用や相場も知りたいです。

A.

歯並びの乱れが軽度なら20万円〜50万円、中等度の場合は50万円〜80万円、重度だと80万円〜100万円ほどになります。

中等度とは、口を閉じたとき上下に少し開きができる開噛(かいこう)、歯に隙間ができるすきっ歯、また、出っ歯や受け口などが該当します。

Q.

治療の費用が安い医院を選んでもよいでしょうか?

A.

結論からお伝えすると、値段だけで医療機関を選択するのは注意したほうがよいでしょう。 インビザラインによる結果は、治療を担当する医師の技量に左右されます。 経験のある医師が在籍している医院での治療費が安く設定されていることは少なく、治療費を安くして患者さんを集めようとするケースもあります。 極端に相場よりも安いと思われる医院については、選択するときに注意しておきましょう。

Q.

治療期間はどれくらいですか?

A.

治療期間の平均は1年6ヶ月〜2年2ヶ月ほどです。 部分矯正の場合は1年未満の方が多いです。

Q.

マウスピース矯正の都度払いや分割払いはできますか?

A.

当院では都度払いに対応しておらず、まとめてのお支払いとなります。 基本的には、他院でもまとめてお支払いするほうが経済的なようです。 分割払いは、お手持ちのクレジットカードや当院の医療ローンにより、対応していただくことが可能です。

Q.

インビザラインをやらなきゃよかったと思う方や後悔する方はいますか?

A.

どのような治療においても可能性としてあることですが、インビザラインにも失敗例はあります。

出っ歯になる方や、噛み合わせが悪くなる方、矯正により歯を動かすためにスペースを作る作業で予想以上に歯を削られた方、歯と歯の間の根本に黒い隙間ができた方などです。

Q.

保険適用はされますか?

A.

インビザラインは保険適用外(自由診療)となります。 お手持ちのクレジットカードによる分割払いは可能なため、分割払いをご希望の方はクレジットカードによるお支払いをご検討ください。 対応可能なクレジットカードはVISA・MASTER・JCB・AMERICAN EXPRESS・Diners Club・Union Pay(銀聯)です。 医療ローンのご利用も可能なので、気になる方はお気軽にご相談ください。

Q.

リテーナーとは何ですか?

A.

インビザラインによる矯正が終わったあとに使用する保定器具のことです。

Q.

リテーナーだけ作りたいのですが可能ですか?

A.

リテーナーだけの作製は承っておりません。

Q.

同じインビザラインでも費用の違いが生まれる理由は何ですか?

A.

インビザラインは自由診療であるため、医療機関によって金額の設定も異なります。 矯正の範囲や患者さんの年齢層などによっても金額は異なります。

歯科医の知識や経験によって矯正後の仕上がりが異なりますので、経験のある医師が在籍する場合はそうでない医療機関よりも高額になる傾向があるといえるでしょう。

Q.

インビザラインを装着したまま食事をするとどうなりますか?

A.

食べ物の色素がマウスピースに移って取れなくなったり、歯とマウスピースの間に食べかすが溜まって歯周病や虫歯の原因となります。 強い力で噛むとマウスピースが変形することもあります。

糖分の多いものは歯周病の原因に、熱いものはマウスピースの変形などにつながるでしょう。

Q.

歯並びがけっこうガタガタなのですがインビザラインを始めることはできますか?

A.

歯の状態にもよりますが、インビザラインでは重度の歯並びの乱れにも対応しています。 一度診察を受けるほうが確実な判断ができるため、お気軽に診察予約をお願いいたします。

Q.

バイトランプとは何ですか?

A.

インビザラインで過蓋咬合(かがいこうごう)を治療する際、マウスピースに作る出っ張りのことをバイトランプといいます。

過蓋咬合は、歯を閉じたときに上の歯がかぶさって下の歯が見えなくなる状態のことで、ディープバイトと呼ばれることもあります。

Q.

もしマウスピースを無くしたらどうしたらいいですか?

A.

装着せずにいると歯が戻ってしまうため、応急処置として一つ前のマウスピースを装着しましょう。 そして、すぐにマウスピースを作った歯科医院に連絡してください。 このようなバイのときのために、一つ前の段階で使用していたマウスピースは破棄せずに保管しておくことが大切です。

■施術の流れの詳細

インビザラインの開始には、従来のワイヤー矯正とは異なるデジタル技術や3Dシミュレーションを活用します。
ここでは、インビザラインの施術の流れについて、カウンセリングから治療完了までの主要なステップを詳しく解説します。

step1. 矯正相談・簡易診断(目安:約60分)

初めてインビザライン治療を受ける患者様には、まずカウンセリングと簡易診断が行われます。

カウンセリングでは、歯並びに関するお悩みや治療への希望、ご予算などについても詳しくお伺いし、歯並びの状況を診断します。

持病やご希望によってはインビザラインが適していない場合もあるため、治療期間の目安、費用など基本的な説明を一通りさせていただいております。

治療に関する不安がある方も、お気軽にご相談ください。

step2. 精密検査(目安:30分〜45分)

続いて精密検査を行います。 主に口腔内スキャン、レントゲン撮影、顔面や口腔内の写真撮影、ヒアリングを通じて、詳細な歯並びのデータを取得します。

当院の口腔内スキャンでは、3Dデジタルスキャナー(iTero Element:アイテロエレメント)を使用しています。 従来のように臭いや味のある歯科材料による型取りが苦手な方でも、快適に検査を受けていただくことが可能です。

もし精密検査の段階で、治療すべき虫歯や親知らずの抜歯が必要となった場合は、インビザラインの開始前にそちらの対応を優先する必要があります。

step3. 治療計画の説明(目安:30分))

精密検査で取得した3Dデータをもとに、インビザライン独自の「クリンチェック」と呼ばれる3Dシミュレーションを行います。

クリンチェックでは、歯の動きをシミュレーションし、治療の進行や歯並びがどのように変わるかを予測できます。

疑問や不安がある場合は担当医に相談することが可能です。 必要に応じて治療計画を調整し、治療内容に納得した後、マウスピース(アライナー)の作製が進められます。

治療期間は1年半〜2年半である場合が多いです。 治療計画に関して同意書をご記入いただいてから、発注を行います。

step4. マウスピース(アライナー)の発注と作製

治療計画に同意したら、インビザラインのアライナーを作製するためのデータがアライン・テクノロジー社(米国カリフォルニア州)に送られ、3Dプリンターによってマウスピース(アライナー)が作成されます。

アライナーは、患者様の歯型に合わせて一人ひとりのデザインで製造され、装着時の違和感が少なく設計されているマウスピースのことです。

通常、発注からアライナーが医院に届くまでに1ヶ月〜1ヶ月半ほどかかりますが、時期によって多少の変動があります。

step5. アタッチメントやインビザラインの装着開始(約30分)

アライナーが届いたら、いよいよ治療開始です。

初回はアタッチメントという歯に付ける小さな突起物を装着する作業があります。 アライナーの取り付けや取り外しの方法、日常生活での注意点などの説明を受けます。

治療の進め方は、アライナーを1日20時間以上装着して、約2週間ごとに新しいアライナーに交換していく形です。

アライナーは数枚分を一度にお渡しして、基本的に患者様が自宅で交換して治療を進めます。

通院頻度は1ヶ月〜3ヶ月に1度が目安で、ワイヤー矯正に比べて少なめです。

step6. 定期チェックと経過観察(目安:30分)

インビザラインの治療中は、1ヶ月〜3ヶ月に1回程度のペースで通院し、アライナーのフィット感や歯の移動状況、口腔内の衛生状態を確認します。

毎回の診察でクリーニングや歯垢の除去が行われ、アタッチメントが適切に機能しているかをチェックします。

step7. 保定期間の開始

インビザラインで歯並びが整った後は、後戻りを防ぐために保定期間に入ります。

保定器具(リテーナー)は、インビザラインと同様のマウスピースタイプが主流で、1年〜3年間の装着が必要です。この期間をしっかり守ることで、治療で整えた歯並びを維持できます。

リテーナーには、マウスピースのほか、歯の裏側に装着するワイヤータイプもあり、担当医が患者さんの生活スタイルに合ったものを提案します。

step8. 矯正治療の完了

保定期間を経て歯並びが安定したら、矯正治療は完了です。

最後にアタッチメントも外して、理想的な歯並びが実現していることでしょう。 治療終了後も定期的な歯科検診を受け、歯の健康維持に努めることが大切です。

インビザラインのリスク、副作用

インビザラインのリスクは下記になります。


・頭痛
・顎関節症
・耳の障害
・虫歯

国内の承認医薬品等使用に関して

当院の歯列矯正にて使用しているマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は海外の工場で制作されております。そのため、薬機法における医療機器として日本国内で承認されておりません。また、歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。



入手経路

インビザラインはアメリカのアライン・テクノロジー社の製品です。アライン・テクノロジー社の日本法人である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しております。


国内の承認医薬品等の有無

日本国内にも、マウスピース型カスタムメイド矯正装置を作製しているメーカーがございます。当院が使用しているマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)以外に、日本で承認を得ている矯正装置を使った治療法があります。


諸外国における安全性について

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)から医療機器として認証され、販売認可を受けています。2023年3月現在まで、世界100ヶ国以上の国々、1,500万人をこえる患者様が矯正治療を行いましたが、重大な副作用の報告はありません。


医薬品副作用被害救済制度

マウスピース型矯正歯科装置(インビサライン)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。


出典:https://www.invisalign.co.jp/

監修医師

Myデンタルクリニック コラム_監修医師

MYデンタルクリニックは、歯科検診やクリーニングといった予防歯科から、矯正、インプラント、ホワイトニングなどの幅広く皆様のニーズにお応えできる体制を整えております。 来院いただいた皆様が少しでも日常生活を快適にお過ごしいただけるよう、口腔内の健康を全力でサポートさせていただきます。


医療法人 MYメディカル

院長
廣野 大紀
略歴
  • 2009年   3月~ 北海道医療大学 卒業
  • 2013年   4月~ 大泉生協病院歯科 臨床研修
  • 2014年   4月~ 医療法人弘栄会さくら歯科
  • 2019年 12月~ 医療法人社団天成会 本厚木歯科クリニック
  • 2021年   6月~ 医療法人メイロイヤル相模大野駅前歯科医院
  • 2022年 12月~ MYデンタルクリニック渋谷 院長

TEL:03-6452-5285

(診療時間 10:00~21:00)

渋谷の歯医者
MYデンタルクリニック渋谷

〒150-0042
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