なんか最近、顎が開きにくいかも?顎関節症とは何でしょう?

なんか最近、顎が開きにくいかも?顎関節症とは何でしょう?

あなたは次の3つの症状のいずれかを経験したことがありますか?

①顎が引っかかって口が思うように開かない

②顎を動かすと雑音がする

③顎、側頭部、耳の中前が痛くなる

このような顎関節に生じる症状のことを顎関節症と言います。

顎が痛い、開きづらいなんて困った症状ですよね。

自分で出来るマッサージで改善するケースもあれば歯科医院を受診したほうがいいケース、それどころか稀に歯科医院から病院に直行というケースもあるので油断できません。

◎どのくらいの人が顎関節症を経験するの?

厚生労働省の実施する歯科疾患実態調査という口腔・歯科専門の調査で1歳から高齢者までの幅広い年代の人を対象としています。

「口を大きく開け閉めしたときに、顎の音がある」人が約15%いました。

つまり6~7人に1人は顎の音を感じたことがあるということです。

「口を大きく開け閉めしたときに、顎の痛みがある」人は3~4%でした。

首都圏の会社員を限定して対象とした調査では、16.4%が顎関節症と診断されました。

逆に、園や学校に属する子供たちを対象とする学校保健統計という調査では、子供が小さいうちは顎関節症の症状はほとんど見られませんでした。

高校生であっても顎関節の痛み・開口障害などを訴えるのは全体の約0.5%と決して多くはありませんでした。

◎日常に潜む、顎関節症のリスク

・歯ぎしり・食いしばり

・緊張する仕事、長時間のデスクワーク

・多忙な生活、対人関係

・硬いものや長時間の咀嚼

・楽器演奏、料理、スポーツ

・外反母趾や寝ているときの姿勢も関連があると言われています。

これだけリスクがあると顎関節症と診断されても原因がはっきりしません。

またこのようなリスクを簡単になくせるものではないですが、顎を安静にすることや硬いものの咀嚼を避ける、ナイトガードを作るなど出来ることから行うことで改善することもあります。

顎の違和感や歯が痛いなど症状があったときは原因など関係なくいつでもMYデンタルクリニックにご相談ください!!

出典:堀口尚司、三上ゆう子、みんなの歯科ほけん室、日本プランニングセンター(2023年7月出版予定)

参照:公平労働省 e‐ヘルスネット(顎関節症とは、種類・分類など) https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-05-001.html

参照:公平労働省 e‐ヘルスネット(顎関節症とは) https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/teeth/yh-004.html

参照:National Institutes of Health TMD (Temporomandibular Disorders) https://www.nidcr.nih.gov/health-info/tmd

監修医師

Myデンタルクリニック コラム_監修医師

MYデンタルクリニックは、歯科検診やクリーニングといった予防歯科から、矯正、インプラント、ホワイトニングなどの幅広く皆様のニーズにお応えできる体制を整えております。 来院いただいた皆様が少しでも日常生活を快適にお過ごしいただけるよう、口腔内の健康を全力でサポートさせていただきます。


医療法人 MYメディカル

院長
廣野 大紀
略歴
  • 2009年   3月~ 北海道医療大学 卒業
  • 2013年   4月~ 大泉生協病院歯科 臨床研修
  • 2014年   4月~ 医療法人弘栄会さくら歯科
  • 2019年 12月~ 医療法人社団天成会 本厚木歯科クリニック
  • 2021年   6月~ 医療法人メイロイヤル相模大野駅前歯科医院
  • 2022年 12月~ MYデンタルクリニック渋谷 院長
           

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