【質問・疑問にお答えします!】インプラント編②

インプラントってどうなってるの?

インプラント治療とは、歯を失った箇所に人工の歯根(インプラント)を埋入し、歯を補う治療法です。

従来は、歯を失った治療法としてブリッジや入れ歯が一般的でしたが、近年はインプラント治療を希望される患者様が増えています。

歯を失ったあごの骨に体になじみやすい材料で作られた歯根の一部あるいは全部を埋め込み、

それを土台にセラミックなどで作った人工歯を取り付けたものです。

基本的には三つのパーツからできています。
顎骨の中に埋め込まれる部分 歯根部(インプラント体)

インプラント体の上に取り付けられる支台部(アバットメント)

歯の部分に相当する人工歯(上部構造)
から構成されています。

インプラント体の材質はチタンまたはチタン合金で、大きさは直径が3~5mm、長さは6~18mmです。
アバットメントの材質はチタン、チタン合金、ジルコニアなど、
上部構造の材質はレジン(プラスチック)、セラミック(陶器)、
セラミックとレジンを混ぜたハイブリッドセラミック、金合金などがあります。

歯は、目で見える部分の歯と、それを支える歯根から成り立っています。
歯を失うということは、それを支えている歯根も失ってしまうということです。
「インプラントと差し歯は何が違うの?」という方も少なくありませんが、
差し歯は歯根が残っている状態で行う治療であり、インプラントは抜歯が必要になった時(歯根がない)に行う治療法です。

インプラント治療は誰でも受けれる?

年齢制限の上限としてよくいわれるのが「70歳」です。

目安として高齢者はインプラント手術ができない状況になることが多い傾向にあるためです。

インプラント治療は、歯を失いやすい40歳後半から60歳代が中心となりますが、

70歳以上の高齢者であっても、顎の骨や周辺組織に問題の無い健康状態であることと

健康状態が良好であればインプラント治療を受けられることもあります。

高齢者がインプラント治療ができないと診断されるケースは、
・糖尿病、心臓病、高血圧などの持病がある場合 ・歯周病が進行して顎の骨が薄くなっている場合、出血が多い場合
などは治療できないといわれることもあります。

また、成長発育中の子供には基本的にはインプラント治療はしません。
20歳以下の患者さんは顎が成長する可能性や親知らずが生えてくることがあるので20歳以降での治療が望ましいとされています。
若い方でも、顎の骨の発達が終わっていなかったり、歯周病で顎の骨が溶けてしまった人は、
年齢に関係なく治療ができないと診断されます。

年齢制限というよりも顎の発達状況が重要視される治療です。

当院でもインプラント治療担当医がいますのでお気軽にご相談ください!

参照:歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020 さし歯・冠 https://www.jda.or.jp/park/lose/index19.html#1
参照:成田デンタル ナチュレシリーズ https://narita-d.co.jp/products/original/nature.html
参照:日本医事新報社 歯科治療での銀歯処置は減っている?【審美性や保険治療的観点から】 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shika_hoken_jouhou/index.html
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shika_hoken_jouhou/dl/01-01.pdf<>
           

最新記事

TEL:03-6452-5285

(診療時間 10:00~21:00)

渋谷の歯医者
MYデンタルクリニック渋谷

〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町36-1 SANWA SHIBUYA Bldg. 3F

JR線:渋谷駅より徒歩5分
東京メトロ 半蔵門線:渋谷駅より徒歩6分
東京メトロ 銀座線:渋谷駅より徒歩6分

診療時間

  • 土/日
  • 10:00~21:00
  • -