着色ので対処方法についてご紹介！

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コラム
着色ので対処方法についてご紹介！

2023/10/03
コラム

今回は歯の着色についてお話しします。
歯の着色といっても由来するものにより、対処方法が異なってきます。

みなさんの歯の着色はどのようなものでしょうか？

▼クリーニングで除去できる着色

①コーヒー、紅茶、赤ワインなどによる着色
このような嗜好品による着色はよくみられます
歯の表面に付着している着色は個人差はありますが、基本的に歯ブラシで除去は出来ません。
簡単なクリーニングで取れる軽度のものから、付着の量によっては着色除去専用の機械エアフローの使用により除去することが出来ます。

②タバコのヤニによる着色
先ほどの嗜好品による着色に比べると、歯への粘着力が強い物が多いです。
歯ブラシでは除去することができません。
また、簡単なクリーニングでも全てを取り切るのが難しいことが多いです。
着色除去専用の機械エアフローを使用により除去することができます。

エアフローとは…
着色除去専用の機械で、お水の中に粒子の細かいパウダーを混ぜ、勢いよく噴射し歯の表面に吹き付けることで歯の表面についたステインを除去します。
通常のクリーニングで使うペーストに入っている粒子より細かいので歯の表面が傷つきにくい性質です。さらに着色除去後は歯の表面をツルツルに仕上げるため、施術後は着色がつきにくい状態になります。

歯を白くするのではなく、ついている汚れを取るものなので、歯をトーンアップしたい、白くしたいという方はエアフロー後にホワイトニングをすると効果が出やすいので、おすすめです。

▼クリーニングで除去できない着色

①神経をとったことにより変色した歯
歯に強い衝撃を受けたり、根の治療をして神経がなくなっている歯は黒ずんだり変色することがあります。
このようなケースは歯の内側から白くする必要があるため、クリーニングやホワイトニングでは白くなりません。
ウォーキングブリーチという方法や被せ物をしての処置で見た目をきれいにすることが出来ます。

②遺伝や薬の影響による変色
幼少期にテトラサイクリン系の抗生物質を摂取したことにより歯の変色が見られることがあります。
こちらもクリーニングやホワイトニングで白くなりません。

着色は何から由来するのか、それによって対応が変わってきます。

まずはご自身の歯の着色は何が由来なのかを歯科医院で確認してみてください。

何か気になることがあればスタッフにいつでもご相談ください。

参照：審美性の改善を目的とした変色生活歯の漂白、徳丸哲也 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjps1957/47/5/47_5_864/_article/-char/ja/

参照：e-ヘルスネット PMTC（歯石除去・歯面清掃） https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-009.html