皆さんは矯正が終わった後にするべき事をご存知ですか？

それはリテーナーという後戻りを防ぐ装置を使用する事です。
今回は後戻りとリテーナー(保定装置)についての説明をしていきます。

後戻りとは

矯正治療で動かした歯は元に戻ろうとする傾向があります。
そのため、治療後には保定装置を使用して歯の位置を安定させる必要があります。

保定装置の使用を怠ると、歯が元の位置に戻る可能性があります。
この期間は通常数年間続ける必要がありますが、個々の症例によって異なる場合もあります。

また、加齢による変化や歯周病などの影響で、歯ならびやかみ合わせが変わり続けることもあります。
これは矯正治療を受けたかどうかに関係なく、全ての人に当てはまることです。
そのため、一生涯を通じて定期的に歯科医によるチェックや管理が重要です。
定期的な歯科検診を受けることで、問題が早期に発見され、適切な対策が取られることができます。

矯正治療後の管理は、治療vの成功を維持するために不可欠な一環です。
歯の健康と美しさを長期間保つために、自己管理と定期的な専門家のケアが必要です。

リテーナー(保定装置)

保定装置には様々なタイプがあり、それぞれの症例や患者の好みによって適したものが異なります。

一般的な保定装置には以下のようなものがあります。

ワイヤー状の固定リテーナー
・歯の裏側に取り付けられる金属製のワイヤーで、歯の位置を安定させる
・一般的に下顎の前歯に装着
・日常生活で目立たないため、外見的にも◎

透明マウスピース型リテーナー
・透明でプラスチック製のマウスピースのようなリテーナー
・矯正治療に使用される透明なマウスピースと似ており、取り外し可能で洗浄が容易
・外見が自然であるため、見た目に敏感な人にとって好まれる

どちらの保定装置が最適かは、歯科医が患者の口腔状態や矯正治療の結果を考慮して判断します。
治療後の定期的な診察や歯科医との相談を通じて、適切な保定装置を選ぶことが大切です。

矯正終わったのに、また装置をつけるの？と思う方もいるかもしれません。

ですが、上記に記載した通り保定装置を装着することはとても重要です！

当院では矯正の無料相談も行ってますので、歯並びで悩んでる方はお気軽にご相談下さい！

参照：インビザラインジャパン　歯列矯正のメリット・注意点　 https://www.invisalignjapan.co.jp/consumer/ortho/merit.html
参照：お口のことなら何でもわかる　テーマパーク8020　矯正歯科 https://www.jda.or.jp/park/trouble/index08.html#10