虫歯とは歯の表面についた細菌が繁殖し、酸を分泌して歯質を溶かし、歯を蝕む病気です。

食べ物の残りカスや砂糖の多い飲み物を口の中で長時間放置しておくことで、細菌が増殖することです。
また、歯磨き不足や不適切な歯磨き方法も原因となります。

【虫歯予防の方法】

・就寝前の歯磨きを徹底して行う

寝ている間は唾液の分泌が減って虫歯の菌が繁殖します。
しっかり汚れを落としてから就寝しましょう。

正しい歯磨きの方法は歯ブラシを傾けて、歯と歯茎の間の隙間や奥歯の表面を磨くようにしましょう。
また、舌や口の中の他の部分も磨くことを忘れずに行ってください。

・高濃度フッ素配合の歯磨き粉を使う

歯のエナメル質を強化し虫歯の原因である酸から歯を守ることができます。

日本で販売されている歯磨き粉のフッ素配合量は最大1500ppmです。
使用する際は「高濃度フッ素配合」や「1450ppm配合」と記載されているものを選びましょう。

・フッ素洗口液を使う

フッ素洗口液を就寝前に使用しましょう。
就寝中にフッ素が歯の表面に行き渡った状態になるので虫歯予防に効果的と言われてます。

・歯科でフッ素塗布を行う

高濃度なフッ素を塗布できるので検診時に毎回やるのがおすすめです。(検診の理想ペース:3〜6ヶ月に一回)

虫歯予防だけでなく、既に虫歯が進行している場合でも虫歯の進行を遅らせることができます。
また、フッ素は歯の表面を白く保ち、歯が汚れやすくなるのを防ぐ効果があります。

・キシリトール100%配合のガムタブレットを食べる

キシリトールは虫歯の原因菌の繁殖を抑える効果があります。

キシリトールを含むガムやタブレットを噛むことで、
唾液の分泌を促進し、口の中の細菌を減少させ、口臭や虫歯の予防に役立つとされています。

しかし、100%配合のもの以外は虫歯のリスクになるので注意が必要です。
例えばコンビニ売ってるキシリトールガムだと
キシリトールの配合が50％で、その他はただの甘味料の場合があるで注意しましょう。

・定期的に検診に行く

3〜6ヶ月に一回は検診にきてクリーニングを行いましょう。

虫歯予防には定期的な歯科健診が非常に重要です。
定期健診によって、歯の健康状態を評価し、早期に虫歯や歯周病を発見することができます。

歯垢や歯石を除去して歯の表面を清掃し、虫歯のリスクが高い箇所を特定し治療しましょう。

当院では定期健診、虫歯治療、フッ素塗布、歯ブラシや歯磨き粉などの物品販売を行っております。

虫歯を予防したい方、虫歯を治療したい方は、ぜひお気軽にご来院ください！

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【出典】

厚生労働省（歯の健康、e-ヘルスネット）

https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b6.html

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth-summaries/h-02

NHK（虫歯になりやすい習慣・環境とは？原因や検査、セルフチェックの方法）

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_229.html